| PORTRAIT OF A COUNT/CONTE
CANDOLI(FRESH SOUND: FSR 5015 CD) |
| Players: Conte Candoli(tp),
Jan Lundgren(p), Chuck Berghofer(b), Joe Labarbera(dr), |
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| Tunes: Softly As In A
Morning Sunrise, What's New, Yesterdays, Star Eyes,
If I Were A Bell, I Can't
Get Started, On Green Dolphin Street, Namely You, I Dig Fig,
I'll Remember April, Secret Passion, Imagination, |
| やっと出ました。ライナーの原稿待ちだったのだろうか。えらく長いライナー・ノートが付いています。コンテ・カンドリは健在ぶりを発揮している。もちろん、ウエスト・コースト華やかなりし頃よりは衰えて当たり前だけれど、その鳴り方にそれほど翳りは感じられないのは驚き。ここ何年かでもあちこちのCDで名前を見つけることができる。さて、目当てはJan
Lundgrenなわけですが、やはりこの人は器用なピアニストで、時と場所と共演者と曲によって微妙に変化する。ここでも'If
Were A Bell'で、なめらかに滑るようなピアノを聴かせ、他の曲でのゴツゴツとしたピアノとは違う繊細さをかいまみせる。 |
| BLUES IN THE SLOPE/TOM
DEMPSEY(IGMOD: IGM-49805-2) |
| Players: Tom Dempsey(g), Kris
Jensen(ts,ss,fl), Luis Perdomo(p), Tim Ferguson(b), John Wilson(dr),
Scott Latzsky(dr), |
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| Tunes: Just My Luck, Macumba, Preachin',
Gil, A Family Affair, Let's
Stay Together, Blues in the Slope, Waltz in the Park, Rush Hour, |
| 最初からはっきり言っておくと、これは良いです。購入後、よく聴いています。一曲を除いてオリジナルですが、それがいずれもつまらないオリジナルなどではない。唯一オリジナルでない曲が
アル・グリーンの'Let's Stay Together'であれば、このギタリストが何物か知らなくても、オリジナルばかりであるとしても、買うしかないでしょう。結果、大収穫。どれも良いけど、'A
Family Affair'なんて何か懐かしい感じもあり、親しみやすく、実に楽しい。 ピアノも良いし、テナーもソプラノも良いし、ドラムはScott
Latzskyの方が良いと思うけど(シンバル・ワークの差だ)。ピックのタッチの良さと音の選択が心地よくさせるのかもしれない。 |
| KICKS ARE FOR KIDS/ELIAS
HASLANGER(HEART MUSIC: 0020-60017-2) |
| Players: Elias Haslanger(ts,ss),
Frederick Sanders(p), Edwin Livingston(b), J.J. Johnson(dr),
Tito Carrillo(tp), Ellis Marsalis(p), |
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| Tunes: Kicks Are for Kids, Patience, Two
Tone, Eugene and Marrie,
Dweet Di Diddle It, History Book, Easy Walk, Free for Three,
Just Squeeze Me, Kicks Are for Kids, |
| 以前に紹介したElias Haslingerのたぶん三作目?一作目はタイトル通りオーソドックスな内容だったけれども、二作目はえらくモダンでハードな一面を聴かせ、ここではその両方を聴くことができます。Ellis
Marsalisと共演する二曲では、一枚目での演奏から明らかに飛躍し成長したHaslingerがいます。単にレスター系の弟子的な位置から、自己のスタイルを確立しようとしているテナー・マンの自己回帰と自己確認を聴いているような気がします。他の曲ではモーダルな演奏あり、ハード・バップ的な演奏ありで、それなりに楽しめます。バックのトリオは前作と同じですが、ペットがいいですねぇ。録音も上々。 |
| SINATRA AT THE SANDS/FRANK
SINATRA(REPRISE: 1019-2) |
| Players: Frank Sinatra(vo),
Count Basie and the Orchestra, Quincy Jones(arr,cond), |
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| Tunes: Come Fly with Me, I've Got A Crush
on You, I've Got You under My Skin, The Shadow of Your Smile,
Street of Dreams, One for My Baby, Fly Me to the Moon, One O'Clock
Jump, You Made Me Feel So Young,
All of Me, The September of My Years, Get Me to the Church on
Time, It Was A Very Good Year, Don't Worry 'bout Me, Makin' Whoopee,
Where or When, Angel Eyes, My Kind of Town, |
| やはり追悼しておかねばならないでしょう(油井正一さんはどうするんだ?)。美声を誇った若い頃のよりは、少し枯れてきたこの頃の声質の方が好みなので、油の乗り切っていたこの頃の中から代表的なライブを。今月この日本盤がリリースされるんじゃなかったでしょうか。エリントンももちろんいいですが、ベイシーとヴォーカリストの共演盤も数あれど、これなんか最高の部類に入ると思う。少しダルな感じのベイシーをバックに実にリラックスして唄うシナトラを聴けるなんて、ラスヴェガスという場所のせいかもしれないが、極上の雰囲気を味わえる。彼のいかにもといったおしゃべりも聴けるし。 |
| THE JAZZ WORKSHOP<FOUR
BRASS, ONE TENOR...AL COHN>/AL COHN(BMG: RCA: 74321495102) |
| Players: Joe Newman; Joe Wilder;
Thad Jones(tp), Nick Travis(tp,tb), Bernie Glow(tp), Phil Sunkel(tp),
Al Cohn(ts), Dick Katz(p), Freddie Green(g), Buddy Jones(b),
Osie Johnson(dr), |
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| Tunes: Rosetta, The Song Is Ended, Linger Awhile, Every Time, Haroosh,
Just Plain Sam, I'm Coming Virginia, Cohn Not Cohen, A Little
Song, Foggy Water, Sugar Cohn, Alone Together, |
| スペインのBMGから発売されているRCAシリーズの一枚。1955年モノ録音ですが、何といってもフレディ・グリーンのギターがばっちり聞こえる。アル・コーンには申し訳ないけれども、これはグリーンにつられて買ってしまったCDです(お気に入りのOsie
Johnsonもいるし)。ベイシー以外ではなかなかその名前を見つけることが困難だから、見つけた時に買っておかなくてはという強迫観念によるものでしょうか。アル・コーンをはじめ、ブラスの面々のソロは悪いわけはないのですが、どうしてもグリーンのギターに耳が行ってしまいます。ただ、このリズム隊にソリストたちは気持ちよく乗っかっています。 |
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1 |
BLUES & OTHER HAPPY
MOMENTS/THE BARONE BROTHERS(PALO ALTO JAZZ: PA8004) |
| Players: Mike Barone(tb),
Gary Barone(tp,flh), Tom Scott(lyricon), Dick Spencer(as), Teddy
Saunders(p), John Heard(b), Shelly Manne(dr), Alex Acuna(per), |
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| Tunes: Double Toe, Beef Stew, Estate,
Other Happy Moments, Song for Our Father, Almost
Blues, |
| たぶん未CD化。パロアルトからのBarone兄弟の一枚。二人ともバンド経験やスタジオ・ワークが長く、お兄さんの方はコマーシャルや「Tonight
Show」の音楽を、弟の方はテレビや映画音楽に携わっていたようです。ライナーによると'New York New York'のトランペット・ソロは弟が吹いているとのこと。'Estate'を除いてすべて兄弟どちらかの作曲と編曲です。さて、どちらも実に艶やかな音色を聴かせてくれ、A、B面それぞれ三曲づつしかないのは残念。'Song
for Our Father'での弟のソロがフェイドアウトしてしまうのも。Dick SpencerとShelly Manneは相変わらず二重丸。 |
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2 |
LIVE FROM LOS ANGELES/OLIVER
NELSON'S BIG BAND(IMPULSE: VIM-5549) |
| Players: Oliver Nelson(arr,ss), Buddy
Childers; Bobby Bryant; Freddy Hill; Conte Candoli(tp), Billy
Byers; Pete Myers; Lou Blackburn; Ernie Tack(tb), Gabe Baltazar(as),
Tom Scott(ts), Bill Perkins(ts), Frank Strozier(as), Jack Nimitz(bs),
Frank Strazzeri(p), Monty Budwig(b), Mel Brown(g), Ed Thigpen(dr), |
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| Tunes: Miss Fine, Milestones,
I Remember Bird, Night Train, Guitar Blues, Down by the Riverside,
Ja-Da, |
| ず〜とCD化を待ち焦がれているけど、ImpulseのCD再発化が進められているので、もういい加減出ても良い頃だ。著作権の問題でもあるんだろうか。ネルソンの他のImpulseものはとっくにCDになっているのに。さて、炸裂しているバンドがここにあります。爆裂していると言ってもいいくらいです。結構オーソドックスなビッグ・バンドのスタイルで、ぐいぐい音を押し込んできます。ほぼ30年前の録音なわけですが、実に新鮮。'Live
from Los Angeles'っていうタイトルがものすごく気分上々です。レコードでいうA面三曲はあっという間に終わってしまう。最近ますますジョン・リスゴーに酷似してきた、若き日のトム・スコットの豪快なテナーも聴けます。フランク・ストロジャーのアルトも上出来。その後日本盤がようやく出ましたのでジャケット追加します。 |
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3 |
RICHIE/RICHIE KAMUCA(CONCORD:
CJ-41) |
| Players: Richie Kamuca(ts,vo), Mundell
Lowe(g), Monty Budwig(b), Nick Ceroli(dr), |
Jazz Comment 54 参照 |
| Tunes: I Concentrate
on You, If I Love again, Some Other Spring, Say It
Isn't So, Symphony, Flying Down to Rio, When Day Is Done, 'Tis
Autumn, |
| コンコードには何枚かのカミューカのアルバムがありますが、いずれもCD化されていません。これもそのうちの一枚。自身がプロデュースした最晩年の作品と思われます。晩年、せつないくらいの枯れたテナーを聴かせてくれた。これは良い意味で。僕は70年代の彼の作品しか最初は知りませんでしたから、これが彼のテナー・スタイルだと思っていました。しかし、ウエスト・コースト全盛の頃の彼は音も太く、バリバリに吹きまくっているので逆に驚きました。にしても、どちらもカミューカです。彼の溢れ出てくるフレーズには変わりはありません。レスター派は永遠に不滅だ。 |
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4 |
ray bryant trio/RAY
BRYANT(EPIC: 23AP 666) |
| Players: Ray Bryant(p), Wyatt Reuther(b),
Kenny Clarke(dr), Osie Johnson(dr), Candido(per), |
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| Tunes: Cubano Chant, Off Shore, Well You
Needn't, Cry Me A River, In A Mellow Tone, You're My Thrill,
Night in Tunisia, Goodbye, Philadelphia
Bound, Pawn Chicket, The Breeze and I, It's A Pity
to Say Goodnight, |
| これ二年くらい前に確かCDカタログに載ったはずなのですが、注文したら来なかった。何でだろう。ほんとにCD化されて出たんだろうか。全体的には短めの曲が多く、こじんまりとした印象を与えるでしょうが、レイ・ブライアントの中ではこれが一番好きです。特徴的な黒っぽい左手と、シングル・トーンを生かした右手のラインを持つブライアントをここに聴くことができます。'Philadelphia
Bound'がお気に入りですが、これだけでなく、このアルバムではドラマーがワイヤー・ブラシを使用することが多く、やっぱジャズ・ドラムはブラシに限るなぁと思ってしまう。CD化はどうなったんだ?その後日本盤がようやく出ましたのでジャケット追加します。 |
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5 |
APOGEE/PETE CHRISTLIEB-WARNE
MARSH QUINTET(WARNER BROS.: BSK 3236) |
| Players: Pete Christlieb(ts), Warne Marsh(ts),
Lou Levy(p), Jim Hughart(b), Nick Ceroli(dr), |
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| Tunes: Magna-Tism, 317E. 32nd, Rapunzel, Tenors of the Time, Donna
Lee, I'm Old Fashioned, |
| これがまた、不思議なアルバムで、スティーリィ・ダンの二人がプロデュースしたもの。二人とジャズとの関係は因縁浅からぬものがありますが、ここでは曲も提供している。このテナー二人でアルバムをというのは、スティーリィ・ダン側のアイデアだったのだろうか。A面各三曲の終わり方を聴くと、そんな感じといえばそうで、B面三曲はそんな感じはない。ともかく、演奏自体に関しては特に最高だということもない、また良くないわけはないのだけれど、中でもLou
Levyのピアノの調子が良いように聴きました。'Tenor of the Time'ではクリストリーブにあわせてマーシュもバリバリに吹いているのはさすが。 |