updated '98 10/15
last modified March 20, 2005

JAZZ REVIEWS (ジャズ・レビュー)10


 <今回のメニュー> 
   1 新入手情報
   2 秋も徐々に深まりデュオは如何でしょう・・・
 
   3 バーゲンセールの箱の中から

   4 Jazz Reviews 11 へ

(曲名の赤字は推薦)




1 

 まずは、 
COOKING ! AT THE JAZZ BAKERY(Fresh Sound: FSR 5019 CD)
Players: Jan Lundgren(p), Chuck Berghofer(b), Joe Labarbera(dr),

Tunes: Our Delight, Bruz, Social Call, Little Niles, Nica's Tempo, Early Autumn, Bohemia After Dark, Milestones, Webb City, Four, Hot House, On A Misty Night, Lady Bird, If You Could See Me Now, Sister Sadie, Relaxin' at Camarillo, Confirmation, Groovin' High, Moanin', VARMLANDSVISAN,
前回に続けてまたまたJan Lundgrenの登場。今回はフロント抜きのトリオのライヴ。それもCD二枚組。Fresh Soundは最近ライナー・ノートが充実していて、最新日本制作盤のジャケット写真も載っている。それも白黒で。やっぱりモノトーンが良い。それも彼の背景がもう少しぼかし気味だったら。閑話休題。「Jan Lundgrenジャズメン・オリジナル作品を弾く」という感じで、特にTadd Dameronの有名曲が5曲入っているのが目をひきます。いやぁ、嬉しいのは大好きな"Confirmation"を弾いてくれていること。感謝!ライナーによればまだ見たこともない作品もありそうで、見つけたらすぐゲットしよう。最後の曲はソロで、いわゆる"Dear Old Stockholm"です。他の作品と比べ、品がないと言われようが、ひたすらジャズるJan Lundgrenは姿勢的に正しい。


 次に、
ALL THROUGH THE NIGHT(Criss Cross: CRISS 1153 CD)
Players: Bill Charlap(p), Peter Washington(b), Kenny Washington(dr),

Tunes: All throught the Night, Roundabout, Put on a Happy Face, It's so Peaceful in the Country, The Best Thing for You would Be Me, Pure Imagination, Nobody's Heart, Dance Only with Me - Dream Dancing, I've Just Seen Her,
このBill Charlapいいですよぉ。ジャケットは難しそうな顔してますが、演奏は明快で、このレーベルにしては久しぶりに良い写真だと思う。バックはお馴染みピーターとケニーのワシントン。今回もあまりメジャーではない小品で魅力的な曲を聴かせてくれます。ロジャースの"Nobody's Heart"なんて知りませんでしたが、なかなかにしゃれた曲でいけます。何の気も衒うことのないピアノ・トリオをどんどん聴きたいファンには、こうしたアルバムに出会うと嬉しくて、次のO'Brienしかり、他人に話さずにはいられない一方で、ひっそりと自分だけで楽しみたい思いもあるが、既知のCharlapであるからそれも叶わない。いずれにしてもピアノ・ファンには二重丸で推薦しましょう。


 さて
SO THAT'S HOW IT IS/HOD O'BRIEN(RESERVOIR: RSR CD 155)
Players: Hod O'Brien(p), Ray Drummond(b), Kenny Washington(dr),

Tunes: Exodus, Meet Benny Bailey, So That's How It Is, Ultramarine, Cheek to Cheek, Where or When, Will You Still Be Mine, Little Ronnie's Here, Ask Me Now, Forecast,
さて、O'Brienですが、このトリオは前回と同メンバー。でもベースの録音も前回と同じで、これだけはどうにかして欲しかった。次回はPeter Washingtonの重厚な生ベースでお願いしたい。Peterでなくてもいいんだけど。それはともかく、トリオとしては前回同様かなりイケテいます。上で紹介した二つのピアノもそうですが、ジャズのイディオム全開で弾いているところが、何をさておき良いわけです。アドリブにおける音の選択にしても、ジャズのメロディを紡いでいるし、独断と偏見で言えばまさにジャズ・タッチのピアノ。Blue Noteもこんなピアノ・トリオ出しましょうよ。若いジャズマンに力を入れるのもいいんだけど。まぁ、往年のBlue Noteも若者で溢れていたのは確かですが。ドラムのKenny Washingtonも何でこんなにいいんでしょうか。O'Brienには最適なドラマー。


 それから
JAZZ STATION RUNAWAY/JEROME RICHARDSON(TCB: TCB 97402)
Players: Jerome Richardson(as,fl,ss), Dave Hazeltine(p), George Mraz(b), Russell Malone(g), Lewis Nash(dr), Howard Alden(g), Dennis Mackrell(dr), Frank Colon(per),

Tunes: Jazz Station Runaway, Lady Rowena, Midnite Strut, Warm Valley, Con Man, Autumn Lites, Freedom & Salvation, Nouveau You Know, Gumbo Robo, In a Sentimental Mood, Groove Merchant,
新入手と言っても今年出たものではありません。失礼な話リーダーよりはバックのメンバーがおもしろいと思って購入したもので、ジャケットもニューヨークの地下鉄の入り口の表示に引っかけてある写真でなかなかの出来です。ただ、3、5,6,8,9曲はギターとドラムが替わります。リーダーはいくつかのビッグ・バンドの主要なメンバーとして知られていますが(特にクインシー・ジョーンズとの付き合いは長い)、ここでのコンボ演奏では自作曲を中心にその実力を発揮している。どのメンバーもリーダーに合わせて悠々たる、角がとれたしっとりとした演奏を聴かせる(すべてが優れている訳ではありませんが)。ただ文句を一つ言えば、メンバー表記はジャケットに正しくしましょう。Howard Alden以下のメンバーはライナーノートを読まなければ判然としなかったので。


 さらに
HERBS, FRUITS, BALMS AND SPICES/JESSE VAN RULLER(BLUEMUSIC: BM 1003)
Players: Jesse Van Ruller(g), Frans Van Geest(b), Martijn Vink(dr), Jan menu(ts), Angelo Verploegen(tp), Dick Van der Harst(bandoneon), Bart Dermie(uduo), Karel Boehlee(org), et al.,

Tunes: Where Herbs Are Used, Love for Sale, Goodbye, Morning Fruits, Touch Her Soft Lips and Part, Estate Bottled, Uduo, Collyolly, Balms and Spices, Albatross('98),
以前ここに載せたオランダのギタリストの、少し前に出た新作。今回は多彩な表情を垣間見せ、今時何を思ったかバンドネオンまで引っ張り出して共演しています。先入観もあるのかもしれませんが、何かしらやはりヨーロッパ的な音合いと言うのか哀愁と言うべきなのか、そんな感じを受けてしまいます。今からこんなヴェテランのような渋いアルバムを作ってしまってよいのか心配ではありますが、変にこまっしゃくれて難解なギタリストになってしまっても困りものですから、このままジム・ホールのように年を重ねていって欲しいと願うのみです。とにかく、これからの季節には良いですし、何を思ったかは別にして、バンドネオンは今時新鮮です。


 終わりに
THE RED DOOR...REMEMBER ZOOT SIMS/SCOTT HAMILTON - BUCKY PIZZARELLI(CONCORD: CCD-4799-2)
Players: Scott Hamilton(ts), Bucky Pizzarelli(g),

Tunes: It Had to Be You, Gee Baby Ain't I Good to You, The Red Door, Dream of You, Jitterbug Waltz, Two Funny People, Just You Just Me, In the Middle of a Kiss, Morning Fun, It's All Right with Me,
下の特集へ繋げるCDで、Zoot Simsに捧げられたもの。ごく最近の録音ではありませんが、お蔵入りを免れてやっと出ました。ギターのPizzarelliは、周知のように、Zoot Simsとは度重なる共演者で、これと同じフォーマットで彼と共演したCDは下の特集で出てきます。Scott Hamiltonは"Concord Jazz Festival '77('78?)"で初めて聴き、2曲目の"I Got It Bad"でした。その時の演奏前の客席の反応が「こいつは何者だ?」っていう感じだったのですが、演奏後は万雷の拍手をもらっていたのが印象的でした。それ以後彼は今までそれこそズ〜ットこのレーベルに留まっています。恩義を忘れない偉い人です。さて、どちらも持ち味を十分に出していて、これもこの季節にはぴったり。


  
2 秋も徐々に深まりデュオは如何でしょう・・・

 その1
WE'LL BE TOGETHER AGAIN/SADANORI NAKAMURE - KUNIMITSU INABA(CAB RECORDS: CBCJ-0002)
Players: SADANORI NAKAMURE(G), KUNIMITSU INABA(B),

Tunes: The Touch of Your Lips, Detour Ahead, Two for the Road, My Melancholy baby, Duke Ellington's Sound of Love, I'll Never Stop Loving You, Very Early, Everything I Love, We'll Be Together Again, How Long Has This Been Going On,
ご存じTBM以来待望のデュオ復活。前作からいったい何年経ったのだろうか。知る人ぞ知る『カンヴァセーション』は自分にとっては宝物で(LPです)、稲葉さんにサインをしてもらっています。中牟礼さんにもらい損なったのは残念ですが。ジャズ喫茶でバイトをしていたとき、あるライブの後このLPをかけていて、曲にあわせて本田竹廣さんが店に置かれていたピアノを弾いたのを思い出します。閑話休題。もう何の種も仕掛けもありません。二人の会話を楽しむことが一番。


 その2
DAVE YOUNG SAIDE BY SIDE VOLUME THREE(JUSTIN TINE: JUST 91-2)
Players: Dave Young(b), Oscar Peterson(p), Cedar Walton(p), Tommy Flanagan(p), John Hicks(p), Mulgrew Miller(p), Ellis Marsalis(p), Cyrus Chestnut(p), Oliver Jones(p), Kenny Barron(p), Barry Harris(p), Renee Rosnes(p),

Tunes: In a Mellow Tone, Joshua, Milestones, Is That So?, Soul Eyes, Juicy Lucy, Lament, Count Two, Think of One, Don't Blame Me, Marie Antoinette,
David Youngのデュオ・シリーズの第三弾。ピアニスト一曲づつで違いがわかるお徳用CD。ピーターソンはまだリハビリ中だったと思いますが、にもかかわらず単音で綴る"In a Mellow Tone"のジャズさ加減は半端じゃなく、誰が聴いてもピーターソンとわかるところが凄い。他のきら星の如きピアニストも聴き応え十分。George MrazとのデュオもあるFlanaganだけは"Milestones"の別テイクですが、あとはすべて他のCDには入っていない曲を弾いています。録音もまる。Renee Rosnesが密かに唸るのも聞き逃せない?


 その3
YOU MUST BELIEVE IN SWING/DAVE McKENNA + BUDDY DeFRANCO(CONCORD: CCD-4756-2)
Players: Dave McKenna(p), Buddy DeFranco(cl)

Tunes: You Must Believe in Swing, Invitation, The Song Is You, If You Could See Mw NOw, Darn That Dream, Autumn Nocturne, Poor Butterfly, You Must Believe in Spring, Anthropology, Detour Ahead,
いかにもCONCORDらしいCD。これまた種も仕掛けもなく、モダン・クラリネットの先駆者たるバディ・デフランコの衰えぬ妙技と、一人でピアノ・トリオを引き受けるマッケナの伴奏者としての面目躍如たる演奏とを味わえます。何と言っても"Invitation"が入っているのですから、お薦めせずにはいられません。端整極まりないマッケナのピアノと、デフランコのベニー・ゴルソンのような腸捻転的フレーズとのミス・マッチ感覚を、おもしろいと感じるかどうかが評価の分かれ目になるでしょうか。誤解してもらっては困りますが、デフランコの腸捻転的フレーズは決してアドリブに詰まって出るものではないので・・・。推薦曲でバッパーとしてのデフランコを。


 その4
ELEGIAC/ZOOT SIMS - BUCKY PIZZARELLI(STORYVILLE: STCD 8238)
Players: Zoot Sims(ts,ss), Bucky Pizzarelli(g)

Tunes: Lester Leaps In, Willow Weep for Me, Limehouse Blues, Don't Blame Me, In a Mellow Tone, I Got it Bad, Satin Doll, Take the 'A' Train, Fred, Jean, Stompin' at the Savoy, Memories of You, Softly as in a Morning Sunrise, The Girl from Ipanema,
ある意味テナーのソロ・アルバムだし、ギターのソロ・アルバムだとも言え、じっくりと二人の音を楽しめる。プライベートに録音したものが音源になっているようだし、ライブだし、録音音域は狭いけれど、それは気にならないほど演奏は抜群に優れている。スイングするためのタイム感覚をしっかりと持っていて、これは演奏が速い遅いに関係なく二人には存在している。そしてこの二人は紛れもなく同じジャズの世界に生きていたことを教えてくれる。


 その5
ALAN BROADBENT - GARY FOSTER(CONCORD: CCD-4562)
Players: Alan Broadbent(p), Gary Foster(as,ts),

Tunes: Ode to the Road, Speak Low, Wonder Why, Lady in the Lake, 317 East 32nd Street, What Is This Thing Called Love/Hot House, If You Could See Me Now, In Your Own Sweet Way, One Morning in May, Relaxin' at Camarillo,
西海岸時代の秋吉敏子バンドには二人の素晴らしいアルト奏者が在籍していた。一人がDick Spencer、もう一人がここにいるGary Foster。McLeanとWoodsが座っていたようなものだった。さてここでのGary Fosterは絶好調で、それにも優るとも劣らずAlan Broadbentも絶好調。実はライヴなのですが、例のMaybeck Recital Hallでのもので、室内楽的な雰囲気の中で演奏は進みます。初めライヴであることを忘れていて、一曲目が終わって拍手が起こったときに吃驚したくらいです。大好きな"One Morning in May"が入っているのが購入の最終決定要因でしたが、正解でした。



3 バーゲンセールの箱の中から

 以下のCDはすべて980円の値札が付けられていて、ここ数カ月内に見つけ
 たものの中から選択した5枚です。残り物に福が潜伏しているかどうかは価
 値観の問題で、「何でこれが!?」というのは余計なお世話というもので、
 たまたま出会った時が980円でしかなく、これに1,980円が付いていても買
 うものであったならば、それは素敵な出会いに他なりません。と言っていな
 がら今回はどうなんだと訊かれれば、「ん〜?と唸るしかありません」とい
 うCDが並べられています。
 

BILL, PLEASE/LORNE LOFSKY(JAZZ INSPIRATION: JID 9307)
Players: Lorne Lofsky(g), Mike Downes(b), Jerry Fuller(dr),

Tunes: Yesterdays, Fall, T.T.T.(Twelve Tone Tune), Witchcraft, E.S.P., Laurie, Django, Very Early, Daydream Believer, 317 East 32nd, The Lamp Is Low, Song for Helen,
Jazz Inspirationレーベルへの二枚目の録音盤。何曲かはギターのみの演奏になっています。最小編成のギター・トリオで、何か現代版クール・ジャズの雰囲気が漂っていますから、これからの夜長にはいいかもしれません。リー・コニッツの"MOTION"を思い出してしまいました。入門者向けのレーベルにしてはちょっと難しいような気が。でも何故この中に"Daydream Believer"が入っているのだろう。良いんだけど。

2
QUARTETTO/KIERAN OVERS(UNITY: UTY 148)
Players: Kieran Overs(b), Alex Dean(ss,ts), Brian Dickinson(p), Ted Warren(dr),

Tunes: Minor Stepback, Drift, Spring Sprung It, Solus, Quartetto, Later The Same Day, El Morro, I'm Old Fashioned,
並べた5枚の中では最大の収穫だったもの。何しろBrian Dickinsonが入っているのですから。リーダーはそのDickinsonのトリオのベーシスト。五大湖沿岸からは本当にいいピアニストが出てくる。そういう土壌なのだろうか。ここに聴かれるのが伝統と言うと大袈裟だが、歴史的に正しい現代的なジャズだ。歴史の再現でもなく、かといって唯我独尊的に現代にのみ存在するジャズでもない。まぁ、単純に言えばメインストリームのジャズだということ。こういうのは大歓迎。非難轟々かもしれないけど。これが980円だから、残しておいてくれて感謝、感謝。

3
L.A. CALLING/ECKINGER=MANNING QUINTET(TCB: TCB No 9090)
Players: Isla Eckinger(tb), Chuck Manning(ts), Jim Szilagyi(p), Darek 'Oles' Oleszkiewicz(b), Jack Ranelli(dr),

Tunes: The Sons of ..., Bad Girl, Right Now, Lament for Three Friends, Blues East, When You Said Goodby, L.A. Calling, Waltz for R. T.,
タイトルがそうだからではないけど、前半と後半はとてもモダンなCarl FontanaとPete Chritsliebのクインテットによるウエスト・コースト・ジャズという感じ。途中はちょっとCurtis FullerとColtrane寄りになっていったりしますが。リーダーのEckingerはベーシストではなかったでしょうか。器用な人なのですね。一曲を除いてメンバーのオリジナルからなり、その一曲の'Right Now'はテレビのテーマのようで結構いいです。ラロ・シフリンかクインシーあたりが書きそうな。980円で大いに良しとしましょう。

4
KEVIN'S HEAVEN/KEVIN DEAN(DOUBLE-TIME RECORDS: DTRCD-103)
Players: Kevin Dean(tp), Hank Marr(org), Greg Clayton(g), Jim Rupp(dr),

Tunes: Make Me A Present of You, Big Wood, Sincerely, Retournez S.V.P., Ill Wind, Mock's Nest, You Are My Sunshine, How Deep Is the Ocean, This Is New,
モントリオールにあるマッギル大学音楽学部の準教授の職にあるトランペッター。そう言われればそうかなぁという気がしてくる。またドラムを除いたメンバーは大学教員という編成。バックがオルガンのトリオで、これはリーダーの要望らしいのですが、余り聴かないスタイルのように思います。トランペットとオルガンは合うのでしょうか。オルガンにトランペットが負けているようではいけません。もっと派手で太い音色のペットだったら良かったような気がする。Jimmy Smithバックの Lee Morganはそうだった。 Kevin Dean自身はモダン・スイング的な誠実なペットで悪くない。ギターも良し。違うスタイルで聴いてみたい。

5
ODE FOR JOE/PETER HERTMANS, JEROEN VAN HERZEELE(IGLOO: IGL 123)
Players: Peter Hertmans(g), Jeroen Van Herzeele(ts), Salvatore La Rocca(b), Jan De Haas(dr),

Tunes: Power to the People, Contemplation, Four by Six, Search for Peace, Inner Urge, Black Narcissus, Serenity,
1995年ロシニョールでのジャズ祭のライヴ録音なのですが、寡聞にしてこのメンバーは知らず、McCoy Tynerを三曲とJoe Hendersonを四曲と、二人の曲ばかり演奏しているのでおもしろいかもしれないと思い手が伸びてしまった。個人的には残念ながらおもしろくなかったわけですが、ヨーロッパでのジャズの現在の一端を垣間聴くことができたという意味では収穫だったので紹介するのもいいかなと思いまして。スイング感溢れるハード・バップを期待していたわけではありませんが。あっ、もちろんと言うのも変ですが、フリー・ジャズではありません。念のため。また、どれも演奏自体のレベルは高いです。ギターのHertmansは手数の少ないBireli LagreneかPat Martinoみたいで、テナーのHerzeeleはやはりHendersonかBreckerっていう感じでしょうか。
 
  今回はここまで。
  では、また次回。
  Jazz Reviews 11 へ



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